本年はご存知の通り、物流業界の「2024年問題」と言われております。
これは、働き方改革関連法によりドライバーの労働時間に上限が課されたことで生じている様々な問題の総称のことですが、人手不足が問題視される中での昨今の物価上昇が追い打ちをかけ、その余波として今年1月のクロネコDM便の廃止、そして秋の郵便料金1.3倍の値上げへと連動していると言われています。

年々変わりゆく環境の中で、いかにクライアントのニーズに応え、低価格かつ質の高いサービスを提供するか。それが弊社の創業以来一貫した“悩み”でありました。
その行き着く先が今の弊社の「ネットワーク型3PLサード・パーティ・ロジスティクス）」とも言える業態であり、それに基づくコンサルティング業務です。
それは単なるアウトソーシング業ではなく、多くの印刷・封入梱包・発送業者、また、代理店、物流倉庫等との強い信頼関係に根差したネットワークを形成（いわば仮想の巨大コポーレーション化）し、クライアントから見れば信頼できる「マーケティングコンサルタント」「物流業務のプロ」であり、委託先から見れば安心感ある「営業部門」との自覚のもと、頂戴する仕事の一つ一つを「プロジェクト」として捉えながら、各々の“得意技”を組み合わせてサービスを提供しゆくことで、いわば3Win（Win-Win-win）の関係を築いていけるものであり、そのネットワーク型3PLこそ、お客様を利する究極のコンサルティング・サービスにつながるものと確信しております。

弊社は2021年11月にジェイフロンティアグループに参画しました。

いま『「情報物流」でマーケティングを変革する』という経営理念のもと、お客様のニーズを的確に捉え、さまざまなメディアを活用したマーケティング支援をさせて頂きながら、明年「創立20周年」を目指して新たなロードマップを描き、社会に更なる貢献をしてまいる所存です。

代表取締役　福嶋義洋