郵便珍話 - 郵便豆知識5 -  ★郵便やDM発送のご担当者必読

郵便珍話(DM発送代行・㈱アルファラン)

「郵便珍話」は郵便や宅配その他発送や情報通信にまつわる珍しい話や豆知識、最近の話題、一般的な疑問点などを話題にしたエピソードなどをコラム的に記載したものです。

郵便・DM発送のプロならではの視点をお楽しみください。

 

 

 

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郵便局と前島密

郵政民営化前は普通郵便局とか特定郵便局、簡易郵便局といった名称が使われていましたが、さまざまな経緯を経て普通と特定はその呼び名はなくなりました。

 

町で見かける小さな郵便局が以前の特定郵便局ですが、いまも身近な存在で親しみのあるものであることには変わりはありません。

 

ところで、日本の郵便史、特に郵便事業の普及と発展の過程で、この郵便局の存在・機能といったものが極めて重要であったことは論を待ちません。

前島密

前島密

日本の郵便制度がスタートしたのは明治4年。

 

郵便局を全国に設置することが財政的に難しかった明治政府は、全国にいち早く郵便制度を浸透させるために郵便の取り扱いを地域の名士や大地主に土地と建物を無償で提供させて事業を委託したのが原型と言われます。

 

その時に活躍したのが郵便制度の父・前島密です。当時は駅逓頭(えきていのかみ)という高い役職に就いていました。

 

作家の故・司馬遼太郎氏は、歴史随想(エッセイ)「この国のかたち」の中で、近代国家の設備としての条件の一つが郵便制度であり、明治政府が維新後わずか4年で手品のようにあざやかにその制度を展開したとして、その成り立ちについて以下のように述べています。
(少々長いですが引用致します。)

 

「手品のたねは、全国の村々の名主(庄屋)のしかるべき者に特定郵便局(当時は、郵便取扱所)をやらせたことによる。
むろん、官設の郵便取扱所(のちの一等・二等郵便局)は、東京・大阪を手はじめとしてつくったが、面としての機能は、津々浦々の〝名主郵便局〟が担った。
建物は、名主(庄屋)屋敷の一隅をつかうだけで十分だった。

〝駅逓頭〟という職にあった前島密は、旧名主(庄屋)に郵便をあつかう気にならせる上で、かれらの名誉心を十分に刺激した。
まず、郵便事務が公務であることを説いた。

ついで、局長は官吏に準ずるという礼遇をした。

 

郵便局

さらには、身分は旧幕府のご家人なみの判任官とした(のち、年功の大きな者の場合、高等官にのぼる例もあった)。<中略>かれらはいよいよ満足した。

当然ながらこれによって、郵便事業に参加した旧名主(庄屋)層は、新政府からもそれにふさわしい礼遇をうけたとして、犠牲を覚悟して参加した。
名主(庄屋)というのは、江戸期でもっとも公共精神のつよかった層なのである。 」

 

そもそも「郵便」や「切手」、「葉書」という名称を定めたのも前島密です。その前島密が逝去して約1世紀。(1919年4月27日没)

もし、いま全国に24,508ある郵便局を見たら、何と言うでしょうか。

 

(2014.05)

 

 

「時間」と「郵便」

teishin

昔の駅逓寮・駅逓局(いまで言う郵便局)の建物の絵や写真を見た記憶のある人も多いと思います。

その特徴は何と言ってもエレガントなフォルムに「時計台」の存在。
(右絵は東京名所図絵「江戸橋駅逓局」明治11年 三代広重筆)。

 

そもそも「郵便」と「時間」は密接な関係にあります。

正確な時間に郵便物を届けるため、創業当時の明治初期には全国の郵便局に時計を設置。

郵便逓送員(配達員)も携帯時計を持っていたといいます。

配達員の姿を見れば、街の人々は時刻が把握できたとか。

 

では、明治期以前の時代、江戸の町の時間はどうだったのでしょうか。

 

――江戸時代でも時間に刻まれた暮らしがありましたが、一刻(いっとき:約2時間)といったザックリした単位を使っていました。

夜は高価な灯油代の節約のため、労働時間はもっぱら明るい昼のうち。

 

当然、夏と冬とで大幅に時間が変わる。しかし、分刻みの時間に縛られる生活ではないから困ることはない。

どうやらゆったりとした「自然時間」の流れであったのでしょう。

 

今のような忙しい「時間」が普及したのは資本主義になってからと言われます。

 

 

ヨーロッパの産業革命が「時間労働制」を生み出し、日本の場合でいえば、明治以降に工場制度が導入されて、企業が社会経済の中心になってからのこと。

よって、いまの時間は「工場時間」であり「企業時間」といえるでしょう。

産業の発展は時間労働制とともに「鉄道」や「郵便」を生み出し、生み出された郵便制度がやがて人々の時間管理の担い手となったことは興味深いことです。

 

 

農作物

ところで、最近テレビを観ていますと、「ダウン・シフター」と呼ばれる人が増えているそうです。

生活水準を低下させてでも自分の満足できるライフスタイル(ダウンシフト)を選ぶ人々のことで、今までの時間や数字・成果に追われる仕事から離れて、農業などをしながら最低限度の生活レベルが保てる年収の職業につく若者が続出しているというのです。

 

皆、その顔には人間らしい時間の過ごし方への満足感がにじみ出ていました。

電気・電波・通信の普及が「24時間制」を生み出し、グローバルな情報やEメールによって生活の時間までを圧迫された人々が、やがて「自然時間」を希求しはじめていることも、やはり興味深いことです。

 

そしていつしか、自分の時間を取り戻した人々の中で、手紙や文箱、飛脚といった過去の文化も見直されるのかもしれません。

でも、江戸~京都間を片道70時間で走る飛脚のマネはやめましょう。かえって時間に追われますから。

 

(2014.05)

 

 

消費税アップと郵便

消費税率8%への改定は、郵便においては実に平成6年以来だったそうです。

ちなみに、消費税率5%への引上げ時は、経営努力により税率引上げ分を吸収して郵便料金を据え置いたのですが、8%では据え置きは困難だったようです。

 

ところで、郵便切手は内税でしょうか?それとも外税でしょうか?
その答えは、購入・利用のシーンにより変わります。

切手

郵便に関する消費税の取扱いについて、消費税法に規定があります。

要約すると、「国内で行われる資産譲渡等のうち、日本郵政が行う郵便切手類又は印紙の譲渡は非課税である」。

簡単に言いますと、郵便切手そのものは郵便局等で買った場合、その段階では消費税は払っていません。
でも、切手を貼って郵便物をポストに入れる時に別途消費税を払ったことのある人はいないはず。

 

結論としましては、郵便局から切手を買った時点では非課税ですが、その切手を貼って配達という役務の提供を受けた時に課税に振り替えられて、後から払ったことになる(購入時点では払っていない)のです。

 

では、金券ショップや古物商から郵便切手を購入した場合はどうでしょう。
前述の法律のポイントは、郵便局等から購入した場合であって、それ以外からの購入には非課税規定がないので、購入時点で課税されています。
要するに、買った時点で消費税は支払ったことになります。

ご存知でしたでしょうか?

 

(2014.05)

 

 

「声かけ」のチカラ

平均寿命が世界一の日本。女性は86歳、男性も80歳と大台に乗りました。

当社のある社員のお婆様は今年の3月で白寿(99歳)を迎えたそうです。

聞けばとてもお元気で食欲も旺盛とのこと。いついつまでも「ご健康」で「お達者」でいらして頂きたいものです。

 

高齢者夫婦の散歩
ところで、日本は団塊の世代が現役リタイヤし、昨年は65歳を超える人口が前年比で114万5千人(総務省調査)増加しました。いよいよ「超」高齢化社会、「超」長寿社会を迎えております。

 

残念なことに、最近、独居老人(一人暮らしの高齢者)が自室内で死亡し死後しばらく経って初めて遺体が発見されるような悲しいニュースもしばしばみられるようになりました。

ここ数年、高齢者が一人でも安心して暮らせるコミュニティづくりを目指し、組織的に取り組む地域や自治体、ボランティアなども動き出しております。

 

そのような中、平成25年10月1日から郵便局による「郵便局のみまもりサービス」が開始されました。

 

これは、郵便局員が利用者の家に郵便物を配達する際に生活の様子などを対面にて確認するサービスで、希望によってはその結果を別地域に住む家族に知らせてくれるというもの。

 

その他、生活や医療に関する24時間相談電話や施設の割引、オプションではオートコールでの毎日の体調確認や血液検査キット等の案内も行っています。

 

郵便配達の人

サービスの対応可能エリアは、現時点では北海道・宮城・山梨・石川・岡山・九州のうちのごくわずかな市町村・地域に限られたものですが、今後更に対応地域が増えることでしょう。

郵便局は民営化以降その局数を減らしており、特に地方における郵便サービスの維持は常に問題になっているところですが、現在のインフラの中であくまで日常ワークの延長線上に「地域への貢献」「高齢化社会への貢献」のサービスを付加する発想は評価に値いするでしょう。

 

特に評価できるのは「本人に会う」「声をかける」という点。単に確認だけであればそこには人の温もりはなく「安心」も生まれません。企業であれ団体であれ、この点をはずしては真のコミュニティづくりなど覚束ないでしょう。

 

人間というのはどうしても「声」を聞かないと寂しさを感じてしまうものですから、「お元気ですか?」「最近どうですか?」など積極的に声をかけていく、この「声」というもののチカラが超高齢化社会において最も重要な要素でしょう。

 

(2014.05)

 

 

 

 

歴史観を養う ― 時代に生きた人のメッセージを読む ―

 

歴史の研究・調査により、新たな真実が見えてくることで、私たちが学生時代から学んできた歴史像が大きく変わってきていることに気づきます。

 

例えば、

大化の改新は645年と習いましが、今は646年。

鎌倉幕府の成立は1192年(イイクニ)で習いましたが今は1185年(イイハコ)。

「これは源頼朝や足利義明である」と教わった肖像画は実は別人であった。

西郷隆盛の肖像画は実は想像で描いたものでぜんぜん似ていない。

などなど。

 

こうなると、私たちが学ぶ今の歴史は近い未来には変わっているかもしれない。

ならば、学ばない方が良いのか?

などと思ってはいけませんね。

 

学生時代に読んだ本に、歴史を学ぶことについてとても興味深いことが書かれていました。

それは、

「歴史を学ぶとは、歴史観を養うこと」

とありました。

 

私が子供のころは、エジプトのピラミッドは「強制労働」によって作られた建造物であると習いました。

教科書には、鞭で打たれながら石を運ぶ奴隷の絵まで描かれていました。

 

エジプトのピラミッドで有名なのは「クフ王」のピラミッドです。

時の経過の中で、多くのピラミッドは崩れ破損し原形をとどめないものもある。

その中で「クフ王のピラミッド」は、もっとも原形をとどめています。

 

ある人はこう考えたといいます。

ピラミッドの建造には何十年もかかる。

もし、俗説のように奴隷たちが権力によって虐げられながらつくったものであれば、

また、もし、人々が他から強制されてやむなく取り組んだものであるならば、

何千年も長く存続できるものだろうか?

 

ピラミッド

その後、この採石場からは石工達の労働歌や王への賛歌の文字が発見されました。

そこから読み取れる労働者は、決して強制的に駆り出された奴隷とはかけ離れていて、

むしろ建造に携わる事に誇りと喜びを持っていたようです。

 

尋常ではない熱意、緻密にして完璧な計算。

そして長い時間をかけて一生懸命、心をこめて造った。

それがクフ王のピラミッドであるというのが今の定説のようです。

 

従事する偉業、その喜び、感動。

その思いが未来へのメッセージとして刻まれた採石場。

虚像は長い時間の中で崩れ、真実の思いこそこそ歴史の篩(ふるい)にも耐えうるのだと。

 

それを見抜ける目を養うこと、その時代に生きた人からのメッセージを読み取ること。

それが歴史観を養うことであり、本来の歴史を学ぶ姿勢なのだと思います。

 

(2014.04)

郵便珍話 DM発送代行㈱アルファラン

 

 

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